
ぬくもりの森では私の扉好きの血が騒ぎました。
写真の扉、階段の先にあるのはトイレなんだぜ。生理現象に導かれるままに向かう先さえマジメルヘン。
というわけで、今回は扉オンリーレポ。

さっきのトイレに接近するとこんな感じ。見る側に安心感を与えてくれる、ベーシックな扉。

同じドアを内側すなわちトイレ個室側から撮るとこう。扉のいいところの1つに、外側と内側とで異なる顔を見せてくれるというところがありますね。風雪に晒される外側は堅牢さをたたえ、かと思いきや一歩内側に入れば今度は素朴で柔らかな顔を見せる。この二面性がたまりません。

これは雑貨屋さんの扉。手前に観音開きの扉が既に開かれており、そのすぐ奥にもう一枚今度は片開きの扉が待つという二段構え。奥の扉の前に立ち、そのまま観音開きの扉を閉じて、2つの扉に挟まれた状態を味わってみたいものです。

こちらはケーキ屋さんの扉。もとはガレージだったとのことで、扉も鉄とガラスでできた硬質的なもの。しかし店内側に見えるカーテンが「ケーキ屋さん」らしい可愛い空気をかもし出しておりギャップ萌えに一役買っております。

取っ手がスパナ!確かにここはガレージだった、そんな名残を感じさせてくれる&モチーフを取っ手にもってくる遊び心に乾杯。

取っ手と言えばこちらの扉も素敵。あえて荒さの残る木肌にも目を奪われますが、鉄製品の飾りと取っ手も見所。
ハイ、その取っ手にズーム・イン!!

モチーフはなんだろうねコレ。上半身が女性で下半身が魚っぽいところをみると人魚でしょうか。

この木の扉もいいですね!板チョコのようなシンプルな表面デザインもグッと来ますが、地面と水平に付いている固定型の取っ手もたまりません。若干歪なラインがニクイ。全体的なキマり過ぎてない感が個人的に好印象。

ザッツメルヘン。ダメージ塗装がむしろ温もりを感じさせてくれます。開け放ったらなんか物語始まっちゃうんじゃないの?そう思わせてくれる扉。
とは言え開けたところで、その先はスタッフオンリーな場所なわけですからむしろメルヘンを演出するぬくもりの森における一番の現実とコンニチワするだけなので、ここはやはり眺めるに留めるのが作法であり無難な行動と言えましょう。

ドワーフとか住んでそう。それか開けたらまっくろくろすけがワーって出てきそう。

奥にひっそりと見える、ガラスの嵌った扉もかなり好き。透明なガラスが中の様子をバッチリ素通ししてくれる上に扉自体も薄そうなので音も筒抜けっぽいのが、扉の役割の1つである「遮る」を半ば放棄したかのようなチープさを醸し出しているのですが、逆にもう1つの「迎え入れる」という役割においては中と外とでお互いの気配を感じやすいと言う点で優秀と言える訳です。金属の輪にフックを引っ掛けるだけというシンプルな鍵も高ポイント。
以上、ぬくもりの扉たちへのとても個人的な独断と偏見によるレポでした。本当はまだ他にも扉はあるのですが、ガラスに自分がバッチリ映りこんでしまっているので没にしたとか、暗すぎてわかりずらくてやっぱり没にしたとか、そういう理由で載せられませんでした。ブログに上げた扉についても、是非実際にぬくもりの森に向かわれて直接対面していただきたいと思います。
扉には夢と希望が詰まってるよ!!
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